CPAPの鼻腔乾燥には鼻うがいがお勧め

CPAP体験記

 実は、私、以前に睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されて、CPAP療法を受けているんです。

CPAP療法をしている人なら、わかると思いますが鼻の中が乾燥して鼻詰まりを起こしたりしますよね。加湿機能もついているのですが、アレルギー性鼻炎もある私は結構鼻詰まりでマスクを外すことも多かったです。

鼻腔の乾燥や鼻詰まりで、CPAP治療を断念する方も多いようです。色んなサイトで調べてみたところ、CPAP使用前の「鼻うがい」が効果的とのことでした。

CPAP使用前の「鼻うがい」を一か月ほど試してみて、凄く効果を実感できたのでご紹介したいと思います。

鼻うがいの方法

 市販の鼻うがい用の商品を手軽に始められます。ただ、毎日行うとなると気になるのがコストですよね。

自宅にあるものを使って鼻うがいを行うこともできます。鼻に水道水が入るとツーンとしますが、これは体液と水の浸透圧が違うために起こります。そのため鼻うがいでは、体液と同じ浸透圧である、0.9%の食塩水、いわゆる生理食塩水を使って行います。人間の体温と同じか少し温かい36~38℃程にしたぬるま湯がいいでしょう。

生理食塩水は簡単に作成できます。水道水でもよいのですが、塩素などが含まれているため、私はコンタクトレンズ用の精製水を使用しています。

必要なのは以下の物品です。

  • コンタクトレンズ用の精製水(500ml)
  • 食塩4.5グラム(小さじ一杯程度)
  • コップや洗面器。できれば鼻うがい用のボトル

これらがあれば、鼻うがいは可能です。500mlの精製水に、4.5グラムの食塩で生理食塩水が出来上がります。ただ面倒でも多量に作らずに小分けに作成するようにしましょう。

雑菌が繁殖すれば、副鼻腔炎などの原因になることもあり得ますのでご注意ください。

具体的な方法

  1. 鼻うがい用のボトルもしくは洗面器に40度程度に温めた生理食塩水を入れる
  2. 下を向いたまま、片方の鼻から、「あー」と声を出しながら、生理食塩水を吸い込む、もしくはボトルをゆっくり押し入れる。
  3. ゆっくりと鼻から生理食塩水を排出する。勢いよく排出すると中耳炎などの原因になるので注意
  4. 反対側も同様に行う
  5. ティッシュペーパーで片鼻づつ、あまり思い切りかまずに鼻をかむ
  6. 鼻の中に水が残っているような感じがしたら、下を向き両足の間から後ろを覗くと出てくることが多い

お勧めなのは、ハナノアやハナクリーンSなどの専用ボトルを購入し、清潔に保ちながら生理食塩水を手作りしながら、「鼻うがい」をするのが利便性とコスパの観点からいいように思います。

お勧め鼻うがいグッズ

 

 今まで使用して、良かった「鼻うがい」グッズを載せておきます。精製水などはCPAPの加湿でも使うので、楽天市場で箱で購入しています。調べて安いところをご紹介しますので、良ければご活用ください。


ここの精製水はかなりコスパがよいです。大量に使用するので、箱買いお勧めです!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハナクリーンS(1コ入(専用洗浄剤 サーレS〈10包入〉付))
価格:2820円(税込、送料無料) (2021/5/21時点)


ハナクリーンSは、今まで使用した鼻うがいボトルの中ですごく良いです。本体の横に簡易温度計がついているのがお勧めです。


ハナノアは始めたときに使いました。洗浄器は使いやすいと思います。


最近使い始めてよいのが、この商品。鼻うがい後に使用してCPAPを使うと、朝まで乾燥することなくすっきりでした。単品で買うと送料掛るので複数単位で購入するとよいと思います。

他にも、鼻うがいやドライノーズのための商品が色々あると思うので、良い用品があれば教えてくださいね。

コメント