住宅用太陽光発電契約完了!早速利回り計算してみた。

住宅用太陽光発電

先日、相見積もりが出そろい、妻とも相談した結果、無事に契約終了しました。

業者さんには無理を言いましたが、自分では納得いく契約になったと思います。

工事開始はまだですが今から楽しみです。導入金額が確定したので、早速、業者からの導入シミュレーションを基に利回り計算していこうと思います。

我が家の導入予定の太陽光発電スペック

それでは、今回契約した我が家の太陽光発電のスペックを紹介していこうと思います。

  • 太陽電池容量:7.936kW
  • 太陽光モジュール:シャープ ブラックソーラー NQ-256AF 31枚
  • パワーコンディショナー:シャープ JH-55JB4 1台
  • 過積載率:144.3%
  • 設置個所:富山県
  • 自宅屋根:寄棟(遮蔽物なし)5.0寸
  • 設置配分:南(1.792Kw)、東(2.560Kw)西(3.584Kw)
  • オール電化住宅(蓄熱式暖房)
  • エルフナイト10

ピークロスが発生しますが、自分の予算と相談しながら、卒Fit後には蓄電池導入も考えて、かなり多めにパネルを載せたつもりです。

なぜ、今、住宅用太陽光発電を導入するの?

 以前から、太陽光発電には興味があり、自宅の周りが田んぼなので遮蔽物がなく頻繁に太陽光発電のセールスさんが訪問していました。

でも、飛び込みの業者さんからの購入は導入コストが高くなりがちなので、ずっと断っていました。

色々、お金の勉強をしていく中で、「固定費の削減」というのが重要な要素だと知り、通信費は楽天モバイル・楽天ひかりに替えるなど削減してきましたが、なかなか光熱費には踏み込めませんでした。

我が家は、オール電化住宅でエコキュートも導入していますが、やはり電気代が高いなと思うようになり、冬は積雪地域なので仕方ありませんが春・夏・秋と積雪のない時期の電気代の削減を何とかしたいと思い、今回、住宅用太陽光発電を導入することとしました。

業者さんに関しては、導入コストを下げるべく、ソーラーパートナーズ という見積もりサイトを利用し、メーカー、パネル・パワコンの種類、太陽電池容量を統一し相見積もりを依頼し決定しました。

20年間の表面利回りと実質利回りはどのくらいになりそう?

 今回、投資金額が決定したので、その金額での20年間の表面利回りと実質利回りを計算してみようと思います。

計算の元となるデータは業者さんの導入シミュレーションを参考に算出していきたいと思います。

我が家の年間電気料金の平均:20000円でのシミュレーションになっています。(実際はもう少し高い)

  • 設置容量:7.936kW
  • 投資金額:1、550,000円(税込み)導入補助金:50000円は契約金額から引いてあります。
  • 電気代削減額:年間38,460円
  • 売電収入:年間123、576円(売電単価:19円/kW)
  • 卒Fitまでの年間金銭メリット:162,036円(電気代削減額+売電収入)
  • 11年後以降売電収入:年間 52,032円(売電単価:8円/kw北陸電力)
  • 11年目以降の年間金銭メリット:90,492円

以上のデータでまずは売電期間中(10年)の表面利回りを出していこうと思います。

表面利回りを出すには、

年間金銭メリット(電気代削減額+売電収入)÷投資金額×100

になります。

当てはめてみると

卒Fitまで10年間の表面利回り:(162,036円÷1,550,000円)×100=10.45%

となりました。なかなか良い成績かと思います。投資金額が削減できたのが利回りが上がった要因ですね。

では、売電期間が終わる11年目以降はどのような表面利回りになるのでしょう。

我が家がある北陸電力管内では、色々買取プランがあるようですが、今回の計算ではシンプルに固定単価買取プラン:1kWhあたり、8.0円(税込)を使って計算しようと思います。

卒Fit後の表面利回り(11年目以降)(90,492円÷1,550,000円)×100=5.83%

それでも、まあまあな利回りになります。実は10年間で何もトラブルがなければ、投資金額は回収できています。

投資金額(1,550,000円)÷年間金銭メリット(162,036円)=9.56年

9年半ほどで、今回の投資金額は回収できる計算になります。

それでは、導入20年間の表面利回りはどの程度になるのでしょう

20年間の表面利回り:((162,036円×10年+90,492円×10年)÷20年)÷1,550,000円×100=8.14%

何もトラブルがなければ、このくらいの表面利回りになりそうです。

ただ、利回りは表面利回りではなく、実質利回り(太陽光発電の購入金額以外にかかるであろうお金(経費)を参入して計算したもの)で見ることが必要です。

太陽発電の購入金額以外に係るであろう経費としては

  • パワーコンディショナーの交換費用:約20万円(20年に1回)
  • 保障終了後の定期点検や清掃代金:約10万円

他にもあるかもしれませんが、今回はこれらを経費として実質利回りを計算してみようと思います。

20年の実質利回り:((162,036円×10年+90,492円×10年)÷20年)÷(1,550,000円+300000円)×100=6.82%

この利回りを見ると、適切な業者さんを見つけて投資金額を抑えることができれば、全然今からでも、投資としても住宅用太陽光発電は成り立つのかなと思います。

日中の電気代削減などで、利回りはもっと伸びるような気がします。

さて、このシミュレーション通りになるのか、今から楽しみです。

導入後は、実際の発電量などを基に時折、紹介していこうと思います。

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