浴槽に関しては、毎日こまめに洗っていても、浴室換気扇となると掃除は年に1回というご家庭も少なくありません。
我が家も、換気扇カバーは定期的に掃除していましたが、換気扇内部となるとなかなか手が出ないものです。
日頃は目につきませんが換気扇カバーを外してみると、内部はホコリやカビだらけということもが多いです。
でも、どうやって外したらよいかわからなかったり、壊れるんじゃないかと躊躇して掃除に踏み出せませんよね。
今回、色々調べて家を建てて初めて、シロッコファンタイプの浴室ダクト用換気扇の清掃をしてみたので、やり方を出来る限り纏めてみようと思います。
少しでも参考になればよいと思います。
浴室換気扇がシロッコファンの場合の外し方と掃除方法
我が家の浴室換気扇はプロペラタイプとシロッコファンタイプがあるのですが、シロッコファンタイプは少し複雑で今まで躊躇していましたが、意外にやってみると簡単でした。
掃除する時に注意したいポイントも含めて解説しますのでパーツなどなくさないように注意しながら作業を進めてください。
【我が家の浴室換気扇(シロッコタイプ)】東陶機器株式会社:ダクト用換気扇 EKi665N4
【必要物品】
- プラスドライバー
- ゴム手袋
- モンキーレンチなど六角ナットを外せる工具
- オキシクリーンなどの洗剤(取説は中性洗剤になってます)
- 使い古しの歯ブラシ
- キッチンペーパー
- バケツ(深めの)
- マスク(ほこりやカビが口に入ります)
- 眼鏡やゴーグル(ほこりやカビが目に入ります)
- 頭に巻くタオル(ほこりやカビが容赦なく頭に降り注ぎます)
注意する点としては、部品が排水溝に流れないように排水溝を閉じてから掃除を行うようにしよう!
①換気扇カバ―を外す。
換気扇カバーの外し方については、取説のページを載せておくので参考に外してみてください。
②換気扇のブレーカーを落とす
換気扇の「切」スイッチだけでも良いかもしれませんが、念のために換気扇のブレーカーを落としておくと安心でしょう。我が家のブレーカーは「浴室・洗面所」となっていました。
③シロッコファンカバーを外す。
シロッコファンを支えているカバーを外します。EKi665N4では3つのビスで止まっているのでプラスドライバーで外します。ビスを排水溝に流さないように注意してください。
ビスを外すだけでは取れませんが、画像の左側をもって丁寧に引き下げると爪が外れて、カバーが外れます。
外すとこんな感じになります。(汚いので閲覧注意)
③六角ナットを外し、シロッコファンを外す。
真ん中の六角ナットをモンキーレンチやラジオベンチなど外せる工具で、シロッコファンを押さえながら(押さえないと回転してしまうので永遠に外せません)外します。そして、真下にシロッコファンを引っ張ると外れます。
外すときは、中を覗かないでブラインドで外すといいでしょう。
中を覗きながら外すと、ほこりやカビが容赦なく、目・頭・口に降り注ぎます。
外すとこんな感じです。
ほこりやカビがたくさんですよね。
④シロッコファンカバー・シロッコファンを、オキシ漬けにする。
バケツに50度ぐらいのお湯にオキシクリーンを適当にぶち込んで溶液を作ります。その中にシロッコファンカバーとシロッコファンを漬け込んで、使い古しの歯ブラシなどで磨きます。
半端ない量のほこりやカビが浮いてくるので、1~2回オキシ溶液は作り変えます。
きれいに濯いでおきます。出来上がりがこれ!
見てください!ぴかぴかでしょ。
⑤換気扇内部の清掃
換気扇内部は直接、カビキラーなど噴霧するとモーターなどがやばそうなので、私はオキシ溶液をキッチンペーパーにつけ、硬く絞りふき取りました。数回、同じ作業を繰り返し、2~3回水拭きしてオキシをふき取っておきました。
ここでも作業は最初はブラインドで行おう。
悲惨なぐらいほこりやカビが降り注ぐよ。
あと、硬くオキシ溶液を絞っておかないと、上にあげた腕を伝ってオキシ溶液が肘あたりまで垂れてくるよ。
出来上がりがこちら!
多少汚れは残っていますが、五十肩が限界でした( ^ω^)・・・。
⑥シロッコファンを取り付け、ナットで固定する。
最後の山場ですが、シロッコファンを取り付けます。シャフトが楕円になっていてきちんと戻さないとナットで締め付ける部分が出てきません。よく穴を覗いて落ち着いて取り付けましょう。
⑦シロッコファンカバーを取り付ける。
上記の図のシロッコファンカバーの爪の部分をぐっと押し入れるとはまります。あとは3本のビスで固定するだけです。
さぁ、あとは換気扇カバーを付けるだけですが、それに関しては、①の取説をご参考にしてください。
ブレーカーを戻し、快適に動くようになった換気扇ちゃんをご覧ください!
おわりに
なかなか大変でしたが、意外に簡単でしたよ。
換気扇清掃を業者に頼むと、大手だと2万円ぐらいはかかるのでまあまあな出費です。自分でやろうと思う方は是非参考にしていただければと思います。
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